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いい寝!エピソード

家族と一緒に寝たふとんのぬくもり、遠足前日に眠れなかった夜の思い出、今まででいちばん幸せな夢…などなど。「いい寝!フォーラム」の協賛企業である東京西川が集めた、みなさまの眠りや寝具にまつわる、とっておきのエピソードです。

ふとんの温かさ、母の暖かさ

ふとんの温かさ、母の暖かさ

高校を卒業してすぐの事。第一志望の大学の入試に失敗した私は、

オーストラリアへの海外語学留学を決意し、卒業から約1年間、

バイトを掛け持ちして、必死で留学費用を貯めていました。

そんな中、雪がちらつく真冬の明け方に、深夜のバイトを終えて帰ってきた私が

自分の部屋に入ると、ベッドの上には見覚えのない布団が敷いてありました。

ベッドの脇のテーブルには1通のメモ書きが置いてありました…

 

『頑張りすぎないで下さいネ。何も良い大学に行く事だけが全てじゃありません。

夢を叶える手段は、たとえ遠回りしたとしても、いくらでもあります。

アナタが頑張っている事を私はそばで見てきて知っています。

受験の時は私が家計に追われて仕事ばかりで

何もサポートらしい事ができなくてゴメンね。

最近はアナタもバイトばかりで顔を合わせる機会がないので、

アナタの身体が心配です。ちゃんと睡眠はとれていますか?

寒くなってきたので風邪をひかないように暖かくして寝て下さいネ。

いつも応援しています。母』

 

それは母からのメモ用紙に書くには少し文章の長い手紙でした。

長すぎ(笑)と思いながらも、こみ上げる感情を抑えきれず、涙を流しました。

その日から、羽毛の暖かさだけでなく、

何よりも暖かい“母の優しい愛”が詰まった布団で、

言葉通り身も心も暖かく眠る事ができ、無事に留学する事もできました。

 

去年、中学受験を控えた甥っ子に布団は譲りましたが、

あの時の母の暖かい優しさと愛情は今でも忘れられません。

年老いてきた母にも再来年の還暦のお祝いで羽毛布団を

プレゼントしたいと思っています。

【大阪府枚方市・31歳・男性】

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