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いい寝!フォーラム・トップ > Contents > 眠りが自律神経を救ってくれる「寝具によって自律神経のバランスは変わってくる」

眠りが自律神経を救ってくれる。私たちの心身の状態は自律神経によってコントロールされています。その自律神経に大きな影響を与えるのが、眠り。眠りと自律神経の関わりについて、自律神経研究の第一人者として知られる順天堂大学医学部の小林弘幸教授に教えていただきます。

3.寝具によって自律神経のバランスは変わってくる

眠りは自律神経に影響を与えますが、自律神経も眠りに影響します。良い眠りのためには交感神経を抑え、副交感神経を優位にすることがポイントなのです。

眠りの質

現代はストレス社会ですから、日中さまざまなストレスが加わり、交感神経が優位になってカラダは興奮状態。一度ストレスが加わると3時間くらいは交感神経が優位になり、そのままでは寝入ることが難しくなります。そこで大切になるのが、寝具です。

寝具に横になったときに皮膚を介して得られる感覚や感触で、自律神経のバランスは変わります。旅先のホテルや旅館でいつもの入眠時刻になっても眠れなくなるときは、寝具がフィットしていないため、交感神経が高ぶったままになっているからです。快適な寝具なら副交感神経が優位となり、良い眠りをサポートしてくれます。

敷き寝具では血流を妨げないことが重要。どこか一か所に重みが集中することなく、体圧を均一に分散するものが良いでしょう。

掛け寝具は、軽くて全身を優しく包み込むような感覚が得られるのが理想。抱き締めたときに心地よく感じられるものを選んでください。

睡眠時間がなかなか確保できないときは、眠りの質を高めてカバーするという視点も大事です。自分にあった寝具なら日中に高ぶった交感神経を抑え、副交感神経を優位になり、質の高い眠りを導いてくれるのです。

小林弘幸

小林弘幸(こばやし・ひろゆき)

順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部卒業後、同大大学院医学研究科(小児外科)博士課程を修了。その後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師、同助教授を歴任した後、現職に到る。自律神経研究の第一人者としてトップアスリートやアーティストなどの指導にあたり、健康問題についてもメディアで積極的に発言する。

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